

予告編で小林且弥さんがサングラスかけてます。
小林さんはサングラスをかけて言うのです。
「いいだろこのサングラス」
とはいえ別に死神のサングラスじゃありません。
友達役の岡部尚さんに会ってそうそう言われました。
「ブランキー好きなんですか?」
ブランキージェットシティは結構好きです。
CBJimというアルバムはよく聞いてました。名盤だと思います。
あの頃はモスバーガーに行くとメロンソーダとチリドッグを食べたりしていました。
「そいつがあれば生きていける」とベンジーが歌ってましたからね。
でも僕はお茶漬けです。お茶漬けがあれば生きていける。永谷園のお茶漬けのあられが好きです。
今日ファミマで永谷園のお茶漬けおにぎりというのを売っていたので思わず買ってしまいました。
お茶漬け海苔をごはんにまぶして握ったおにぎり。
すばらしい!
同じことを中学の時からやっていたので感慨深いです。
ようやくです。
でもファミマのおにぎりには僕の好きなあのあられが見当たりません。
どこへ行ってしまったんだ?
あられが肝心なのに。
同じメンバーなのにメジャーになった時に脱退させられたのか?それとも自分から遠慮したのか?(と、このあたり話が変なところにそれて行きそうなのをバンドの映画だから。バンド映画だもの。と修正を試みる筆者)
いや、あのあられが好きなのです。
あられの再加入を望みます。
しかし、今はあられの話をしてる場合じゃない。
いや、こうして文章を書いていると少し落ち着くのです。
上映が近づいて来てだんだん落ち着かなくなってきたのです。
だから、あられ。
いや、あられに現実逃避してる場合じゃない。
ブランキーです。話をブランキーに戻すと解散ライブも見に行ったのです。
横浜アリーナの後ろの方で見ました。
最後の最後、ドラムの中村達也さんが
「まぁ色々あるがや」
と見事な名古屋弁で言いました。
色々あるんだ。
って思いました。
バンドは色々あるんです。
バンドはおーむね解散しますね。
うまく行けばいいけど。
なかなか。
サングラスをかける人は減ったと思います。
何でだろう?温暖化で日差しも強くなったと思うけど。昔はもっと張り切ってみんなサングラスかけてたのに。
刑事もみんなサングラス。
最近の刑事でサングラスかけてる人いるんですか?
だからさ、あえてかけようサングラス。
そして言うのだ
「いいだろこのサングラス」
あの映画監督は心の動揺を見透かされないようにサングラスかけてるじゃないか?
と、ある人が言ってました。
そうか、そういう効用もある。
心の動揺も隠せる!
そして歯の浮いたようなことも言える。
言えるのか?
言えるさ。
あられが好きだ!大好きだ!どうしようもなく好きだ!(でも、まだサングラスはかけていない)
宮田
廣田くんに今回映画に出てもらいました。
っていうか広田くんって感じなんですけど。本名は廣田らしいです。
難しい!
廣田亮平くんとは冨樫監督の「あの空をおぼえてる」の助監督をした時に一緒に仕事しました。
当時廣田くんは小学校5年生でした。
廣田くんはいわゆる売れっ子の子役でそれはそれはいろんな映画やドラマに出てるのです。
そういう子役はたくさんいますが、正直なんかこう汚れた子どもっつうかオトナびた子役が多くてげんなりすることもあります。
でも、そりゃそうだべ、ちっちゃい頃からそんな仕事してりゃそうもなるべ、とも思います。
でも廣田くんはそうじゃなかった。
いい子だった。子役の嫌なとこがなくてスタッフ、キャストからみんなに愛されてた。お母さんがいいんですね。と、思います。
冨樫さんはオーディションでキャストを選ぶ時に「自分が好きになれて一緒に映画撮りたい」と思う子を選ぶ。と言ってましたが、ホントそんな感じです。
いや性格最悪でも芝居がよけりゃもちろんそれでいいんですけど。
出来れば好きな人と一緒がいいです。
廣田くんは深夜まで撮影して撮影場所からホテルに戻って来た時にうんともすんとも起きないので、だっこして部屋まで送ったり(次の日「昨日はすいませんでした」と謝ってました)岐阜の信長祭りに一緒に行ったりした思い出があります。
バカバカンスという映画の上映を横浜のジャック&ベティという映画館でやった時も見にきてくれました(但しその日運動会があったとかでほとんど熟睡してたようです)
そんな廣田くんもあれから数年、今や中二。思春期真っ最中です。
ややこしい年頃です。
廣田くんの役は当て書きしました。
出てくれるだろう、と思って書きました。
廣田くんとはたまにメールのやりとりをしていて最近ギターを始めたとか聞いていたので、そういう設定にしました。
これからバンドをやろうとしている中学生の男の子の役をやってもらいました。
久々にあった廣田くんはもちろん大きくなっていて声変わりもしていました。
ひょっとしてすげーおっさんみたいになっていたらどうしよう?とも思っていましたが、ソウテーした感じだったのでホッとしたのでした。
しかし中二ってややこしいです。
戻りたくない年頃です。
あれからもう20年以上たち、ダイブおっさんになりました。
けど、結局あんま変わってない気が最近しました。
ホントはもっとクールに生きたいもんですが、そうも行きませんなぁ。
困ったもんです。
写真はエキストラで出てもらった冨樫監督と廣田くんの撮影現場での久々の再会写真です。
なんだか楽しそうです。
良かった良かった。
宮田宗吉(監督)
9月10日(金)にINDEPENDENCE DAYに出演するMeguMildのミニライブが決定しましたのでお知らせ致します!!
今回主人公ナオミの元カレ荒井くん役をやってくれた小林且弥くんは昔キムくんでした。
もう7年くらい前のことです。
僕が助監督でついた風間志織監督の「せかいのおわり」という映画で主人公中村麻美の元カレのキムくん役をやっていたのでした。
まだ20そこそこの若々しい青年でした。
出番は少なかったけど真面目な人だなぁという印象を持ちました。
今回キャストを探してる時にたまたま小林くんの最新主演作品「ランニング•オン•エンプティ」
の監督の佐向さんに出会いました。
で小林くんのことを思い出しました。
僕の印象の中ではまだ20ぐらいでした。
が、人は平等に年をとります。
もう20代の終わりじゃないか、よく考えてみりゃ、よく考えてみなくても。
荒井くんはプロサーファーでバツイチでぶっきらぼうで、でもかわいげがあって••という役だしぴったしです。
そしてマネージャーさんに連絡をとり出演してもらった次第です。
衣裳合わせで久しぶりに会った小林くんは立派になってました。
何て言うか立派になってました。
こっちが進歩してないですからね。オトナだなぁ小林くん!って感じ。
撮影中、僕のアパートで小林くんが支度しました。
で、
あ!と思いました。
小林くんは前も僕のアパートに来たぞ。
今のアパートに引っ越して来る前、仙川のアパートに住んでる時でした。
「せかいのおわり」で中村麻美が携帯で撮ったキムくんの写真とか2ショット写真を泣きながら消すシーンがあります。その携帯画面を僕のアパートで撮ったのです。
バースディケーキを食べてる写真とか中村麻美がほっぺにキスしてる写真とか部屋シリーズの他、近所のバーミヤンとかバッティングセンターとかも行って撮りました。キムくんはパンクスなので「パンクスのパンク修理」っていう自転車のパンク修理してる写真なんてのも撮りました。ダジャレですね。
で、それ以来アパートに再びやってきた小林くん。
前のアパートにも来て今のアパートにも来た役者さんは小林くんだけです。
だから、どうなんだ?
って聞かれても困ってしまいますが。
何だか不思議な感じ。
小林且弥は二度アパートに来る!
宮田宗吉(監督)
公開期間中のイベントが決定致しましたのでお知らせ致します!
9月6日(月)出演者 久住昌之ミニライブ
9月15日(水)出演者 久住昌之ミニライブ
担当者より
初日舞台挨拶よりもミニライブが先の発表になりましたが、それがまた音楽イベントINDEPENDENCE DAYの公認映画らしいのではないか?と思います。引き続き、イベントが決まり次第お知らせ致します!!